静内川水系本流/二級河川
目名観測所 *観測所は河口から2kmの地点です。
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静内川は、かつて「染退川(しべちゃりがわ)」と呼ばれていました。現在は、地図中にもある「シベチャリ川流域チャシ跡群」にその名を遺しています。「チャシ」は、諸説ありますがアイヌの砦のようなものと考えられ、静内川にも多くの遺跡があります。江戸時代のアイヌ民族の大蜂起「シャクシャインの戦い」でも重要な役割を果たしたと言われています。
また、地図表示地点から数km下流右岸側には、日本の道百選、さくら名所百選にも選ばれた静内二十間道路桜並木があり、花の季節には全国からたくさんの人々が訪れます。
シャクシャイン戦記
アイヌの酋長・シャクシャインの松前藩との戦いを描く。大森光章著/ISBN:9784404029645/新人物往来社
アイヌ語地名で旅する北海道
北道邦彦著/ISBN:978-4022732033/朝日新聞社